教え子のリクエストでメンタルについて書きます!
メンタルが大事と分かっていても、具体的に何をすればいいのか良く分からない方が多いと思います。今日は簡単にメンタルについて説明し、また次の練習・ラウンドで取り入れられる事をいくつかご紹介します!
プレーと練習は完全に切り離す
コースで練習通りいかない方々に一番多く見られるミスは、コースに行っても「スイング」を意識し過ぎ、プレーと練習を切り離せずにいる事です。コースには練習場の様に平らなライはほとんどなく、しかも風、芝質、アンジュレーション、湿度、高低差等スイングではカバー仕切れない為、スイングを気にしながらのラウンドはNGです。ベンホーガンの名言に、「俺はヤーデージ通りにプレーは出来ない。風、湿度、その日の体調もあるからね。」というものがあります。スイングの王様として今も多くのスイングマニア達に崇拝されている彼ですが、それと同時にどれだけフィールプレーヤーだったかを裏付ける一言ですね。コースでは、スインガーではなく、プレーヤーになりましょう!
ルーティーン
ルーティーンについては色んな事が言われていますが、ルーティーンの本質はスイングから意識を100%ターゲットに持って行く事です。手順は至って簡単。
①球筋をはっきりとイメージ
②イメージに合わせて軽く素振りを数回行い、イメージとフィーリングを合わせる
③ターゲットを見ながらアドレスに入る。
④アドレス後ターゲットを確認し、ボールに戻ったらすぐに打つ(1秒以内)
もう一つの最大のポイントはここでは非公開で。アカデミーの皆さんはいつでもメッセージ頂ければ深いところまで説明します!(LINE待ってます😊)この手順を追えば、スイングの考えが全くなってきます。慣れて来るに連れ、「球を打つ」から「球を運ぶ」というイメージになっていきますね。常にターゲットを意識し、ボールに戻ったらすぐに打つ事が重要です。考える時間を自分に与えない様に!いきなりコースで実践するのは難しいかもしれないので、日頃の練習から取り入れる様にして下さい。実際、練習場でいい球が打てている方は、練習の割合を2割技術、8割球の打ち分けとルーティーンにする事をお勧めします。良い感じの時いつまでも技術練習を続けても先が見えないですからね。
ゴルフのメンタルには大きく分けて下記の脳トレーニングと心理学があります。
脳トレ
右脳と左脳の違いと差を理解し、右脳を発動できる様にトレーニングする事を当アカデミーでは「脳トレ」とカテゴリー分けしています。複式呼吸、一点集中法、想像力をルーティーンに取り入れる事により、右脳が活性化され無の境地、もしくはゾーンに入りやすくします。脳トレについて書き始めると終わらなさそうなので詳しくはまた後日😅

生徒とフォーカスバンドを使って「脳トレ」を行う様子
瞑想(マインドフルネス)
脳トレの一環で瞑想を行います。宗教的な瞑想ではなく、「精神統一」といった方が正しいかもしれません。正直、あるレベルまで行くと15分の瞑想の方が変に練習するよりゴルフの為になると思います。アスリートにとどまらず、企業のトップ等も取り入れている「マインドフルネス」を毎日行う事によって、メンタルのレベルが格段とアップするでしょう。瞑想は頭の中を空っぽにし、複式呼吸を上達させます。以前「食べるだけでスコアアップ」という記事で脳エネルギーについて説明しました。まさに、瞑想で脳波を安定させる事により脳の無駄なエネルギーの消費が抑えられ、集中力のキャパシティーを長持ちさせるメリットがあります。複式呼吸で心拍数が整う=プレッシャーを抑える効果もある為、本番に強くなる為にはこの「瞑想」のメンタルは必須です。
心理学
人の性格は十人十色なので、全ての人に同じ考えを植え付けるのは理にかなっていないと考えます。例えば、ポジティブシンキング・ポジティブ発言で逆にプレッシャーを抱えてしまうプレーヤーもいれば、ネガティブな発言(心の中では強気)をする事で力を発揮する選手もいます。一番大切なのは自分の性格を良く理解し、把握する事。また、どんな環境でも自分が一番心地よくいれる様に状況をコントロール出来る能力です。一人では難しいので、カウンセラー等一緒にとチームとして取り組むといいでしょう。
この様に、ゴルフのメンタルを本質的に理解する事で、誰もがメンタルトレーニングを取り入れる事が可能です。特に脳トレに関してはすぐに実践する事が出来るので、次の練習でやってみて下さい!
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