こんにちは!
当アカデミーは2000年から17年間ゴルフ留学・ゴルフ留学業に携わりながら、たくさんのスクール/アカデミーを見てきました。今日は、スクール選びでも特に注意すべきポイントを皆さんにお伝えしたいと思います。
生徒:コーチの割合
一番注意すべきはこのポイントです。多くのアカデミーでは人件費を抑える為、生徒数に対して、コーチの割合が明らかに合っていません。ただ練習環境を与え、レッスンは「おまけ」のところも多いので、しっかりとレベルアップしたい方には不向きですね。
日本人生徒サポート
言葉が通じないアカデミーがほとんどです。レッスン中通訳有と宣伝している所も、実際には受講開始時に1、2回説明するのみで継続される事はありません。正直、言葉の壁って大きいんですよね。すごく重要な事を言っているのに、全く伝わってなかったり。10の内容のレッスンだったら2割3割しか伝わらない。ゴルフ留学の優先順位は、第1にゴルフだと思うんです。なので、「レッスンを通して英語を学ぶ」って考えは効率が悪い。ゴルフはゴルフ、英語は英語で取り組むべきだと言えます。
アメリカの上を伸ばすシステム
アメリカに7年いて感じた事は、上の人間が伸ばされていく社会だと言う事です。レッスンもまずはアカデミー・ゴルフ部トップの選手から。下の選手は、自ら積極的にコーチにアプローチしないとスルーされる事が普通です。トップの選手はじっとしていても周りのコーチやトレーナーが寄ってきてはサポートしようとします。もちろん、そうでない所もありますが、これがアメリカの一般的な在り方だと感じました。考え方次第では、闘争心を沸かすにはとてもいい事かもしれませんが、英語もままならない日本人留学生にとって「いい学びの場であるか?」と問われると、そうでは無い気がします。とにかく、積極性があればなんとかなる国ですが、そうでない生徒は損します。
プロ養成校→トラブルメーカー受け入れ施設に
あるアカデミーではこの問題が深刻化しています。以前はプロを目指す者が集まるアカデミーだったのが、気付けば「問題児」の受け入れ場所になっていたのにはびっくりしました。
「海外で英語も学べてゴルフも出来る」というのは魅力的だと思います。また、こんな魅力的な環境に世界各国からトラブルメーカーが集まって来るのも事実です。親の都合、学校退学、悪成績等で居場所を探して「ゴルフ留学」を視野に入れる人は少なくありません。この現象自体は全く問題ないですし、将来を考えれば逆に素晴らしい動きだと思うのですが、問題なのは受け入れ先。
「真面目にプロを目指してゴルフに取り組んでいる生徒」と「英語も学べてゴルフも上手くなりたい」と考えている生徒は完全にプログラムを分ける必要があります。目指す所が違いますから。問題は、みんなが混ざって、プロを目指す子達が悪影響を受けている事。元々真面目だった中学生の生徒がクラブハウスの裏で他の子達とタバコを吸ったり、最悪の場合は麻薬にまで手を出す事も。アカデミーの管理が甘いと、男女間でも気付けば生徒同士で付き合い始め、カップルが何組も出てくるのも事実です。
母国でも問題を起こしていた生徒達は、しっかり管理しないと海外でもほぼ確実に問題を起こします。問題を起こした時に誰が対応しているのか?コーチ・アカデミースタッフですね。問題が起きる度に、対応を続ければ他の生徒達を教える時間が確実に減ります。
マーケティング
あるアカデミーではウェブ上で、アカデミー所属ヘッドコーチ「◯◯コーチ」と紹介されているのにも関わらず、ゴルフ留学中、姿すら見たことがないと怒りの声があがるケースもありました。もちろん生徒・親は不満を抱え、何故来ないんだ?と訴えますがアカデミー側は「試合の帯同で海外に行っている」の一点張り。実際にそのヘッドコーチに確認をとってみると、アカデミーとの関係は数年前に終了したとの事。所属とされる選手達も、無許可で写真を使っているどころか、アカデミーに行った事すらない選手ばかりです。ヘッドコーチの契約選手をアカデミーの契約選手と勝手に宣伝しています。それをしたいが為に、ヘッドコーチの名前も無許可で使い続けているんですね。完全にビジネス化された、詐欺的要素を持ったアカデミーは少なからず存在するので気をつける必要があります。
ゴルフ留学をご検討されているのであれば、上記の様なアカデミーはなるべく避けましょう。留学期間中は多くを学び、本当に為になる経験をして頂きたいと思います!嫌な思いをして、「こんな筈じゃなかった」なんて事がない様に、しっかりと計画を立ててくださいね。当アカデミーではいつでも無料相談を受け付けておりますので、気になる点がお有りの方はお気軽にお問い合わせください!
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