
アカデミー校長
1988年生まれ。日本人の父と韓国人の母の間に生まれ、日本語・韓国語・英語を流暢に使いこなす。8才でゴルフを始め、11才の時に単身渡米。アメリカはカリフォルニア州、またアリゾナ州で小・中・高時代を過ごす。オーストラリアに渡豪したのは17才の時。ジェイソン・デイ選手率いるゴルフ部に在籍。高校卒業後、アリゾナ大学ゴルフ部への入部を取りやめ、オーストラリアでプロを目指す事を決意。現地のゴルフ場とアカデミーに勤めながら、各国のツアートーナメント・QTに参戦。19歳から22歳までの3年間は現地のK-1選手等のアスリートと共にトレーニングで体を鍛え上げた。数多くの有名コーチからレッスンを受けるも、腰に負担がかかるコーチングとその反復、またオーバートレーニングにより怪我を繰り返し低迷。
コーチとしての転機は、2012年に女子世界ランク1位のカリー・ウェブ選手を育て上げたイアン・トリッグスコーチとの出会い。生体力学的に理にかなった動きと脳科学論が完璧に繋げられたレッスンに感動し、それを機に自身もコーチング界に。イアン・トリッグス氏の元でコーチ・プレーヤーとして腕を磨き続けた。当時若干26歳にして10名以上のプロゴルファーを輩出し、ツアー選手の帯同コーチとして国内外で経験を積み、およそ10年に渡りイアン・トリッグス氏に師事した。また、オーストラリア屈指の精神療法士であるトニー・コンリー氏との出会いによって、潜在意識に焦点を当てたメンタルレッスン法を確立し、メンタル論にも更に磨きをかけていった。
オーバートレーニングによって怪我を繰り返した経験から、フィットネスの知識をプロレベルで持つ必要性を感じ、アスリート育成の国家資格を取得。その後はシン・ジエ選手等トップ選手のトレーナーを務め、自身もオリンピック同メダリストであるリチャード・ニゼルスキー氏、そして現在渋野比奈子選手のトレーナーとして活躍する齋藤大介氏と共に現地のゴルフアカデミーのフィジカルを担当。またTPI等数多くのセミナーにも参加し、フィットネスの分野でもプロとしての経験を積んでいった。
指導者としてのこだわりは「言葉磨き」。よりシンプルに、明確に相手に伝わり、イメージが湧きやすいコミュニケーション法を日々研究。スイングやギアに限らず、古い選手から現代の選手、世界のゴルフ場、ゴルフの歴史、また世界のゴルフ情勢等膨大な情報量を持つ。新たなテクノロジーや情報が出る度に自身をアップデートさせ、ゴルフに対する学びの姿勢は今も崩さない。現在はトラックマンやスイングカタリスト等最新テクノロジーの情報も導入し、常に時代に合ったレッスンへと進化させている。エビデンスとフィーリングを融合させ、レッスン生の感性を最大限に引き出す事を日々の目標としている。
資格
オーストラリアツアーメンバー(ATM会員)
Diploma of Sports Development(アスリート育成豪州国家資格)
イアントリッグスゴルフ・マスターコーチ
TPI Certified・ Level 2(Fitness)
Trackman University・Level 2
Swing Catalyst Certified・ Level 2
USGTF
メディア出演
- 週間ゴルフダイジェスト
- 月刊ゴルフトゥデイ
- ゴルファボ