クロススイング理論
当アカデミーでは生体力学をベースに、体への負担が少なく、全ての球筋を打ち分ける事を目的とした自然なニュートラルスイングを指導しています。完璧なスイングではなく完璧なボールコントロールを目指し、その中でも特に自信のあるボールフライトを武器にできるプレーヤーを育てていきます。
理論もさることながら、プレーヤーとのコミュニケーションを重視し、そのプレーヤーの身体条件を考慮しつつ、ニュートラルスイングを身につけることを目指します。そうすることによって、体、(特に腰)にかかっている負担を無くし、小手先を使わずにボールコントロールを得ることが可能になります。
ケガや体への負担のないニュートラルスイングを身につけることは、長く最高の状態でプレーを続ける最も重要な要素です。そこにフィジカルとメンタルトレーニング、コースマネジメント、クラブフィッティングなど、当アカデミーではコーチが司令塔となり、プロデューサー的役割を担うことで、大きな目標に近づくことを実現します。
世界ランク元1位の選手やツアー賞金王、米ツアー、メジャー優勝選手等、多くのツアープロ達が実践する理論を当アカデミーのプログラムを通して「ゴルフの本質」を体得する事で確実にレベルアップにつなげていきます。
クロススイング8か条
- 生体力学をベースにした自然でニュートラルな動き
- 体への負担が少ないスイング(怪我の減少)
- ショットシェーピング—全ての球筋を打ち分ける能力
- 正しいスイングの動きの順序、流れ
- スイングの柔らかさ(脱力・クラブ、腕、体の調和)
- スイングの再現性
- 球筋の正確性と方向性(ボールコントロール)
- 効率の良い練習法
クロスゴルフフィットネス
クロスゴルフフィットネスでは、ただ身体を鍛えるためではなく、スイング改良を目的としたトレーニングとなっています。当アカデミーのフィットネスコーチを務めるリチャードはシン・ジエ選手を筆頭に多くのツアープレーヤーやアスリートを育ててきたゴルフフィットネス界のエキスパートです。各選手の能力を見極め、その選手に必要なトレーニングプログラムを作成します。体幹、筋力、柔軟性をバランス良く組み合わせたプログラムを選手とコミュニケーションを取りながら作成して行きます。コーチ、トレーナー、メディカルスタッフ(マッサージ)が一丸となり、各受講生に必要なアドバイスを日々行っております。トレーニングは定期的に変化を与え、瞬発系、パワー系、持久力系、肥大系トレーニングを分けて行う事で、プラトー現象(停滞期)を避けて常に成長できるようにします。
また、多種目のスポーツ、ビーチトレーニング、サーキットトレーニング、ヨガ等を行い、トレーニング内容のバリエーションが豊富なのも、楽しく飽きずにトレーニング出来る秘訣です。
クロスメンタル
世界中のゴルファーたちが「メンタルが成功の鍵を握っている」と自覚していますが、どうトレーニングすればいいのか理解できていないのが現状です。クロスゴルフアカデミーでは左脳と右脳の違いとその差、集中力の高め方、感情のコントロールを理解し、それをプレショットルーティーンに応用する事を目的としたトレーニングを行っています。また、「潜在意識」に焦点を当て各選手の特性を見出す等、世界最先端の情報と技術を駆使し、個人の持つ能力を最大限に引き出す手助けをしています。
右脳と左脳の差
左脳と右脳の差をご存知ですか?
左脳は計算や会話時に使われ、右脳は絵を描いたり、想像したりする時に使われます。ゴルフをする際にはどちらの脳を使うべきでしょうか?
レッスンで得た情報を理解する時や状況判断には左脳が使われます。しかしコースに出てプレーする際には右脳を使う事が最大限の能力を引き出す鍵となります。左脳が「意識」の脳であるのに対し、右脳は「無意識」の脳となります。左脳が一度に最大約30の仕事をする時に対し、右脳は最大約100万の仕事をこなします。
残念ながらほとんどのゴルファーはプレーする際にこの左脳ゾーンから抜け出せません。スイングのポジション、グリップ、スタンスの位置やテンポ等技術的な事ばかり気にする事によって自動的に左脳が使われます。
ではどのようにして右脳を使えるようになるのか?
オリンピック選手等の世界のトップアスリートたちが「無心」と言う言葉をよく使います。何も考えず、自らが描いたターゲット、球筋に没頭する事によって右脳はアクティブになります。右脳を使う事はスキルの一種で、訓練を積む事で上達し必ずコントロールできるようになります。
感情コントロール
プレー時には「ブルーゾーン」と呼ばれるメンタル状態にある事が重要です。逆に「レッドゾーン」はミスショットを招き、精神的に次のショットを打つ準備が整っていない状態を示します。
リラックスし過ぎても、興奮し過ぎても「レッドゾーン」に入ります。目指すべき無心の境地は適度なリラックス状態、コントロール、そして集中力が加わって初めて体験できる状態です。トレーニングを積む事によって、いつでもプレショットルーティーン、呼吸での心拍数調整(リラックス)等で無心、「ブルーゾーン」に入る事を目指します。
クロスボディケア
怪我をする前に怪我の予防を日々行う事がボディケアにおける最大の重要ポイントです。当アカデミーでは、必要に応じ契約先にて様々なタイプの施術が受けられる体制が整っています。フィットネスが進化し、ハイレベルなゴルファーが増え続ける中で、アスリートとして自身の身体を知る事は必須事項となりつつあります。
クロスボディケアを通してアスリートとしての意識を高めるだけでなく、日々の練習とトレーニングでオーバーワークになりがちな体をしっかりケアしていきます。月に2度選手とコーチの相談で施術を受けるタイミングを決め、当アカデミーのメディカルスタッフによる施術がプログラムに含まれています。(※一部有料になる施術もあります。)
また、週に1度行うセルフリカバリープログラムに加え、日々のストレッチ、セルフケアで長い練習時間、毎日のラウンド、トレーニングを行ないながらも良いコンディションを保てるように指導しております。
- メディカルスポーツマッサージ
- フィジオセラピー(理学療法)
- カイロプラクティック
クロスクラブフィッティング理念
「自分に合ったクラブを使うこと」はクロス理論の基本であり、スタート地点だと考えます。当アカデミーでは、受講開始時にスイングとアイアンのライ角を必ずチェックし、必要であればその日の内に調整を行います。
近年TrackManやGEARS等3Dの技術の登場によって、フィッティングの手法も以前と比べ著しい変貌を遂げました。そんな時代だからこそ、当アカデミーではこの様なテクノロジーだけに依存せず、人間が持つ本来のフィーリングも尊重してフィッティングに取り組む事が重要だと考えます。
TrackMan・GEARS・フィッティングソフトウェアを使用してフィッティングされた組み合わせは、「最適数値」をメインに算出されます。最適数値とは、単純に一番飛んで、方向性のバラつきが少ないという事です。そのクラブの重さで4日間体力的に戦えるか、プレーヤーの「好み」の球筋、また今後のスイング的方向性(どうスイングを改造して行くか)等は計算されません。これらは「最適数値」同等、もしくはそれ以上に大切な要素なので、フィッティングを行う際の重要なポイントとなってきます。
当アカデミーは近郊の工房と提携し、ライ角調整、グリップ交換、リシャフトの機具の利用がいつでも可能となっています。TrackMan・GEARSを使用してのフィッティングも提携先で利用ができるので、どの様なクラブに仕上げるのかコーチとの相談で決めて行き、クラブフィッティングの真髄をついたフィッティングを行っています。
